心臓病及び他の合併症のある就学前の乳幼児のための保育施設です。病気や病児の子育てに関する情報交換も行っています。
台東区より少人数の通所訓練事業として補助金を受けています。台東区民を優先していますが、通所訓練事業としては東京都民が対象であり、人数に余裕があるときは他県からの乳幼児も受け入れています。
運営は、保護者たちが主体となって自主的に行っています。保育は、保育士・幼稚園教諭の資格をもつスタッフが行います。また、社会福祉士・精神保健福祉士・児童指導員の資格をもつスタッフも、病児の子育てに関する相談にのっています。
在園児の父母は必ず運営委員になりますが、重症の病児をかかえて通ってくることが精一杯の保護者も多く、出来る範囲の関わり方をし無理をしない事を原則としています。卒園児父母や主旨に賛同する人達の中から役員・運営委員を選び、保育スタッフと共にお互い助け合ってこばと園の活動をしています。
保育スタッフは応援する形で運営委員として参加し、こばと園にとって大きな力となっています。
保育スタッフは、豊富な経験をもとに、温かな目で、年齢・発達・個人差・入園時期のずれに充分配慮して、柔軟性のある保育を心がけています。
保育目標の達成に向け、入園から卒園までの期間中、自由遊びを中心に、色々な体験を通じ楽しい園生活を送っています。
保護者を対象に、病気や子育てについての相談、情報交換の場として、懇談会・卒園児の親との茶話会・ はとポッポ会員(卒園児の親たちによる、こばと園を支援する会)との交流などを行っています。
心臓病及び他の合併症のある就学前の乳幼児、その兄弟姉妹。
幼稚園や保育園で受け入れてもらえない心臓病以外の病児や障害を持った乳幼児(台東区民優先)。
保健所などの機関を通じて、集団の場が必要という指導があった幼児。
この園の趣旨を理解し、協力して下さる方の健常児を受け入れる場合もあります。