こばと園のイメージ図

こばと園は心臓病のこどもたちのための自主保育グループです

拡張型心筋症の子の生い立ち 1

1歳11ヶ月の時に突然病名が付く。約3カ月の入院

こばと園→幼稚園(年長のみ)→公立小学校(バリアフリー)→中学受験準備中。

日々、無理せずマイペースで、たっぷり休養を取る事を意識して生活。移植医療、iPS細胞を使った心筋シート、ES細胞のニュースにはアンテナを張っている。

2020年10月記

拡張型心筋症の子の生い立ち 2

先天性心疾患のため定期的に通院していたが、検査でBNPの値が高くなり、2歳半で拡張型心筋症と診断される。 2歳半から5歳位までBNPは2000台から3000台で推移。 幼稚園には入園せず1日を布団の上で過ごす日々。風邪をひくと胃腸炎になり飲食ができなくなる。

5歳頃からBNPが下がり始める(心拡張や膵臓の浮腫みも緩和し始める)。 幼稚園は年長の後半、半年だけ通い、小学校は通常のクラスに入学。

7歳頃にはBNPも2ケタ台に落ち着き、9歳以降13歳の現在まで1ケタから10台で推移。 学校を休むことは年に1~2日程度。 風邪で胃腸炎になることはなくなり、食事が取れないこともなくなる。

  • 血圧 最高:88~102 最低:40~57
  • 投薬 アーチスト、レニベース、アスピリン、ダイアート、アルダクトン
  • 診断当初は薬を徐々に増やしたものの、3歳以降は積極的な治療は行われていない。 4歳から6歳まで、こばと園に通う。ここで少しずつ体力をつけていくことができた。

    2020年10月記

    *BNP: 心臓から分泌されるホルモンで、脳性(B型)ナトリウム利尿ペプチドの略。 心臓に負担がかかっていると増大する。